0から6棟目までにしたこと

【3〜4棟目 #63】マンションの高さよりも長い杭が地下に伸びている!!?

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N値までの深さの地質調査はRCのマンションを建てるとき、確認申請を取るうえで大事になってきて、更にトータルの金額に物凄い影響があります。

前回の記事はこちら
【3〜4棟目 #62】N値と杭
【3〜4棟目 #62】N値と杭

ということで

今回の場合は
もともと建物がありましたので、
この杭の深さ
どれくらいになるのかは
気になっていました。

少し余談になりますが
東京の23区で
不動産をやる場合は
この杭の問題と言うのは
非常に大きなウエイトを
占めています。

中学校の地理でも
習ったかと思うんですけど、
関東のこの平野部は
基本的には関東ローム層
という非常に柔らかい土で
できているので、

掘っても固い地盤に
あたるまでに深さがあります。

これが例えば
山梨とか長野とか山合いの町であれば
すぐに固い地盤にあたるので、
杭の長さがほとんどいらない、
あるいは杭が無くても
いけるなんて話を
聞いたことがあるのですが、

東京23区の場合は
よほど山側、
海から離れているところ
にいっても数十メートル穴を
掘ることはざらです。

特に今回のように
中央区の場合は
ほぼ海べりなので
杭を短くすることは
ほぼあり得ないかなと
思っていました。

当初の予定でも
35メートルくらいは
杭を打つのに必要と言う話でした。

35メートル掘るってことは
今回の不動産の物件は
もともと6階ですので、
地上に伸びている高さよりも
地下に伸びている深さの方が
長くなります。

実は東京に建っている
こういったマンションだったり
ビルっていうのは
高層マンションだったり
普通のマンションであっても
実は地面の下に
そのマンションよりも
長い杭が刺さってるっていうのが
一般的な話だったりして。

そう考えると
東京23区のこの都市も
少し不思議な視点で見れるのかなと、
そんな感じがしています。

次の記事はこちら
【3〜4棟目 #64】N社長から突然の連絡!!まさかの内容、、、
【3〜4棟目 #64】N社長から突然の連絡!!まさかの内容、、、

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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