【0〜1棟目 #95】自分のお金を使うのが一番ハードルは低いけど、、、

不動産投資をする上で
基準を作ろうとあれこれ
シミュレーションしてみます。
最初はこちらから↓

■シミュレーション4
自己資金
前回は
5000万の物件に対して5000万の融資
つまりフルローンの想定だったのを
4000万の自己資金に変えた場合で話をしてみました
自己資金1000万というのは
特に会社員という立場からすれば
死活問題です!!
死活問題ですがどれくらい効果があるのかみてみます
5000万の融資でフルローンの場合
融資返済額は1,987,572円でした
これが4000万の融資になると
融資返済額が1,590,060円に減ります
差額は397,512円
約40万のお金が変わるとなると
確かに大きな金額ですよね。
では投資として見た場合
この40万はどれくらいの価値があるのでしょうか?
不動産に関わらず投資には
基本的な考え方にROIというものがあります

ROI 一言で言うと
払った金額を何年で回収できるのか?
を示す数字です。
今回はその中でも特に
自分が投じたお金1000万が
何年で回収できるのか?
ここを考えてみます。
当初想定のフルローンの場合は
自己資金が0円ですから
あがったCFの1,084,102円は
まるまる資産形成に繋がります。
(厳密には諸経費とか空室率とかを加味しますが、今回は割愛します)
これが自己資金を1000万入れた場合だと
CFは返済額が減った分上がりますので
1,481,614円 = 1,084,102円 + 397,512円
に上がりました。
でもそのCFが累積で1000万になるのに
どれくらいの期間がかかるでしょう?
6.7年 = 1000万 ÷ 148万
最短でも
約6年8カ月たたないと1000万貯まらないということです。
まとめると
1000万の自己資金を出して
・年間のCFは約40万増える
・1000万貯まるのに最短で6年8カ月かかる
それでも自己資金を投下する価値のある物件か
を判断するということになります。
ちなみに
5000万の物件で1000万を出すということ
これは金融機関が結構な頻度で言う
自己資金2割は入れてください
という内容をそのまま実行していることと同じです。

「1棟目の不動産を買うまであと2.1カ月」