0から6棟目までにしたこと

【0〜1棟目 #200】エレベータを買う?やっぱり買いたくないかも!?

blog

前回に続きエレベータをつける話。
今日は考えるべき課題とまとめ編です。

■エレベータっておいくら??

■エレベータの良いところ

1、5階以上の部屋の賃料が下がらない

2,マンションのグレードアップ

↑ここまでの話はこちらへ

【0〜1棟目 #199】エレベータを買うとおいくら??
【0〜1棟目 #199】エレベータを買うとおいくら??

■エレベータの課題なところ

3,部屋が掛け算で縮む

マンションを建てる場合。不動産賃貸業として考えると
買った土地にできるだけ広く建物を建てたくなります。
広い部屋の方が賃料が高くなるからです

なので、
容積率、建蔽率ともにギチギチまでマンションを設計します。
そこに、エレベータを加えるとどうなるでしょうか?

「エレベータは延べ床面積には含めない」

ルール上はそうなっています。
おっ、じゃあ部屋はせまくせずに済みそうかな??

いいえ、残念ながらエレベータは建蔽率には含まれてしまいます。

難しい話はこれくらいにします。

結論
不動産賃貸業としてのマンションでは
通常、エレベータを入れると
その大きさ分だけ部屋に使える面積が縮んでしまう

となってしまうのです。

エレベータは4人乗りでも約3㎡ぐらいの面積が必要です。

当たり前ですが、エレベータは建物の回数分縦に伸びます。
5階建てだったら
15㎡ = 3㎡ × 5階
これだけの面積を消費してしまうわけです。

4,ランニングコストがかかる

エレベータは故障が起こると
閉じ込められたり、最悪落っこちたりする
危険性のある設備です。

なので、通常の建物のメンテナンスとは別に
専門業者さんと契約して毎月みてもらうことになります。

エレベータのメンテナンス方法は大きく2種類
FM : Full Maintenance
簡単に言うと、ぜーんぶこみこみ。だけどお値段高め
POG : Parts Of Greae
メンテはしてくれて毎月はお安いけど
故障や部品交換は別料金

わたしはPOGですが、それでも¥18,000円/月くらいはかかります
つまり年間で¥216,000円/月
これはキャッシュフローになかなかの影響を与えます。

まとめ

ロジカルだけで考えるとエレベータは
・初期費用で500万かかって
・3㎡×階数分の面積を消費して
・毎年22万のランニングコストがかかるけど
5階以上の賃料を上げる効果がある

となります。
なのでわたしは2棟目を買うときは
4階建てが最適なマンションを探して
エレベータを入れる必要が無いマンションにしよう
と思いました。

次の記事はこちら
【1〜2棟目 #01】3カ月で〇〇。不動産投資が振り出しに戻る
【1〜2棟目 #01】3カ月で〇〇。不動産投資が振り出しに戻る

「1棟目の不動産完成まであと9カ月」
「2棟目の不動産を買うまであと??カ月」

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

※LINE公式からお申し込みいただけます

プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

記事URLをコピーしました