【4〜5棟目 #179】完成してしまう恐怖。正直すぎる告白
全く入居者が決まらないまま引き渡し日が確定してしまいました。まずはなんとかこの状態を説明して借金が始まることを止めなくてはいけません。ここで正直に話すしかないと銀行に電話をしました。

というわけで
僕の方から銀行に
連絡することは少ないので
銀行の支店長に電話をすると
すごくびっくりしていました。
支店長
「どうしたの?」
信用組合の支店長さんはこんな感じです。
いつも気さくで
くだけた感じで
喋ってくれるいい方です。
わたし
「実は、折り入って
ご相談しなければいけないことがあって、、、」
僕の言い方の
テンションの低さに
向こうも何か
なんのこと??
を感じ取ってくれます。
わたし
「実は融資していただいている
例の物件なんですが、、、」
支店長
「え?もしかして完成しない?」
最初そういうふうに
割り込まれました。
まあ、大体銀行が
相談を受けるというと
完成時期の遅延が
やはり多いのかもしれません。
わたし
「いえ、あの、
そういうわけではないのですが、、
むしろ完成してしまうのですが。」
そう言いながら話を続けます。
わたし
「今まさにまだコロナの
非常事態宣言中ということもあって
もしかしたら他の物件で
耳に入っているかもしれませんが
僕の物件も一件も決まっていません。
というか誰も内覧に来ないし
そもそも引っ越ししようと
思わないのです。」
2、3秒の沈黙が長く感じます。
毎度そうですけど
こういった思い切った告白や
発言をした後の沈黙は
たった一秒でも
ものすごく長く感じるから
不思議なものです。
支店長
「やっぱそうか。」
支店長は一言そう漏らしてくれました。
おそらく他の不動産でも
同じようなことが
起きているのかもしれません。
意外という感じではなく
来てしまったかというような
ある意味予期してるかのような
言いぶりでした。
わたし
「なので、いよいよ引き渡しから
返済が始まると思うのですが
ここについて何か
相談できないかなと思い
ご連絡しました。」
正直に話を伝えます、
それしかもうありません。
こちらから差し出せるものは
基本的に何もないのです。





